宝塚あさひ歯科クリニックでは、患者様お一人おひとりのお口の健康を大切に考えて、丁寧なカウンセリングと確かな技術で、最適な治療をご提供しております。
このブログでは、歯科治療に関する情報を発信し、患者様の疑問や不安を解消するお手伝いができればと考えております。今回は「インプラント手術はこわい?痛い?」というテーマでお話しします。
インプラント治療の痛みに関する不安
インプラント治療は、失った歯の機能を回復する素晴らしい方法ですが、外科手術を伴うため、多くの方が痛みや不安を感じています。当院でも、初診時のカウンセリングで「痛みが心配です」というご相談をよくお受けします。
そこで今回は、インプラント治療に伴う痛みの実態と、当院での対策についてご紹介します。
インプラント手術中の痛みについて
局所麻酔の効果
インプラント手術中は局所麻酔を行うため、ほとんど痛みを感じることはありません。しかし、麻酔注射自体への不安を持つ方も多いでしょう。
■当院での痛み軽減の取り組み
・表面麻酔の使用:注射前に歯茎の表面感覚を鈍らせます
・超極細注射針の採用:痛みを最小限に抑えます
・麻酔薬注入速度の調整:痛みや違和感を軽減します
・適切な注射部位の選択:痛みの少ない箇所を選びます
インプラント治療後に痛みが出るケース
手術直後の痛み
手術後、麻酔が切れると数日間痛みが続くことがあります。通常、2~3日でピークを迎え、その後徐々に和らいでいきます。
インプラント周囲炎による痛み
1週間以上痛みや腫れが続く場合は、細菌感染の可能性があります。早期発見・早期治療が重要です。
インプラント治療後の痛みへの対処法
処方薬の適切な服用
痛み止めと抗生物質を医師の指示通りに服用しましょう。特に抗生物質は感染予防のため、指示された通りに飲み切ることが重要です。
禁酒・禁煙の徹底
アルコールは血流を促進し、タバコは治癒を遅らせます。術前から術後しばらくは禁酒・禁煙を心がけましょう。
適切な食事管理
手術後数日間は柔らかく刺激の少ない食べ物を選び、患部での咀嚼を避けましょう。
安静を保つ
術後3日程度は入浴や激しい運動を控え、安静を保つことで痛みや腫れを軽減できます。
口腔内の衛生管理
丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診で、インプラント周囲炎のリスクを低減しましょう。
長引く痛みへの対応
通常、インプラント手術後の痛みは1~2週間程度で解消されます。しかし、それ以上長く続いたり、痛みが悪化したりする場合は、早めに当院にご相談ください。
安心してインプラント治療を受けていただくために
インプラント治療は確かに外科手術を伴いますが、適切な麻酔と痛み対策、そして術後の適切なケアにより、多くの患者様が想像以上に快適に治療を受けられています。
当院では、患者様の不安を丁寧にお聞きし、個々の状況に合わせた痛み対策を行っています。また、治療後のケアやフォローアップも充実させ、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
インプラント治療に興味はあるけれど、痛みが心配という方は、まずはお気軽にご相談ください。