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お口を開け閉めする時に音がなったりしませんか?
お口が開かない、お口を動かすときに耳の前あたりやあごの筋肉が痛んだり、開閉のときに「カクン、カクン」と音がなったりする場合、顎関節症の可能性があります。歯ぎしりや食いしばり、外傷、噛み合わせが悪いことが原因でなることが多く、一般的にはマウスピースなどを使用し歯への負担を軽減させる治療を行います。1〜2週間経っても改善されない場合は、専門医に相談することをおすすめします。
顎関節症とは?
顎関節症によくある3つの症状
顎関節症の代表的な3つの症状についてお伝えします。これらの症状により、硬い食べ物の咀嚼が困難になったり、大きな食べ物の摂取が難しくなったりします。また、顎関節の雑音が煩わしいと感じることもあります。思い当たる症状のある方は一度受診をお勧めします。
顎関節痛・咀嚼筋痛
あごが痛む状態で、特に噛む動作や口を開け閉めすると痛みを感じることがあります。
開口障害
口が十分に開かないため、食べ物を噛むのが難しくなることがあります。
顎関節雑音
あごを動かすとクリック音や摩擦音が発生することがあります。
顎関節症は怖い病気ですか?治りますか?
顎関節症は一般的に命に関わるような重大な病気ではありませんし、日常生活に著しい障害をもたらすものでもありません。
多くの場合、適切な診断や検査を受け、歯科医師による標準的な治療や自己管理(セルフケア)を行うことで、症状は改善することが知られています。治療方法には、口腔筋のリラックスを促すための物理療法やストレス管理、顎関節の安定化のためのマウスガードの使用、咬合調整などが含まれます。
症状の程度や原因によっては、一部の患者さまでは専門的な治療やリハビリテーションが必要な場合もありますが、一般的には顎関節症の予後は良好であり、適切なケアと治療によって症状を緩和することができます。