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歯列矯正に年齢制限はある?「何歳から何歳」までの目安

2025.01.30

宝塚あさひ歯科クリニックでは、患者様お一人おひとりのお口の健康を大切に考えて、丁寧なカウンセリングと確かな技術で、最適な治療をご提供しております。
このブログでは、歯科治療に関する情報を発信し、患者様の疑問や不安を解消するお手伝いができればと考えております。今回は「歯列矯正の年齢制限」というテーマでお話しします。

歯列矯正の年齢制限について

歯列矯正は、歯並びを整えることで見た目の改善だけでなく、口腔の健康維持にも重要な役割を果たします。しかし、「歯列矯正は子供のうちにしか始められないのでは?」「大人になってからでは遅いのでは?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実際のところ、歯列矯正に明確な年齢制限はありません。それでは、年齢別に歯列矯正の特徴や注意点を見ていきましょう。

子供の歯列矯正:早期治療のメリット

子供の歯列矯正:早期治療のメリット

子供の歯列矯正は、一般的に6〜7歳頃から始めるのが理想的とされています。この時期は、乳歯から永久歯への生え変わりが始まる時期で、顎の成長を利用して歯並びを整えやすいのが特徴です。

早期治療のメリットには以下のようなものがあります。

・顎の成長を誘導し、歯並びのスペースを確保できる
・将来的な歯列矯正の必要性を軽減できる可能性がある
・口呼吸や舌の癖など、悪習癖の改善がしやすい
・歯並びの悪さによる劣等感を早期に解消できる

ただし、すべての子供が早期治療を必要とするわけではありません。歯科矯正専門医による診断が重要です。

小児矯正について詳しくはこちら

思春期・青年期の歯列矯正

思春期・青年期の歯列矯正

12歳前後になると、ほとんどの永久歯が生えそろいます。この時期からの矯正治療は「第二期治療」と呼ばれ、歯列全体を整える本格的な矯正治療が行われます。

この年代の特徴は、以下の通りです。

・永久歯がほぼ生えそろっているため、最終的な歯並びを予測しやすい
・成長期であるため、顎の形態にも働きかけやすい
・治療に対する理解や協力が得られやすい

一方で、思春期特有の心理的な問題(装置をつけることへの抵抗感など)に配慮する必要があります。

大人の歯列矯正:決して遅すぎることはない

大人の歯列矯正:決して遅すぎることはない

「歯列矯正は子供のうちにするもの」という固定観念がありますが、実際には大人になってから矯正治療を始める方も増えています。歯や歯茎、顎の骨の状態が良好であれば、年齢に関係なく矯正治療を受けることが可能です。

成人矯正について詳しくはこちら

大人の矯正治療の特徴

・自身の意思で治療を決定するため、モチベーションが高い
・社会人としての立場を考慮し、目立ちにくい矯正装置を選択できる
・歯の移動速度が子供に比べてやや遅いため、治療期間が長くなる傾向がある
・歯周病など、口腔内の健康状態に注意が必要

高齢者の歯列矯正:健康な歯があれば可能

高齢になっても、歯や歯茎の状態が良好であれば矯正治療は可能です。むしろ、歯列矯正によって口腔衛生の維持が容易になり、健康寿命の延伸にもつながる可能性があります。

高齢者の矯正治療で注意すべき点

・骨密度の低下により、歯の移動に時間がかかる場合がある
・歯周病のリスクが高いため、徹底した口腔衛生管理が必要
・全身の健康状態を考慮した治療計画が重要

歯列矯正には基本的に年齢制限はない

歯列矯正には基本的に年齢制限はありません。子供から高齢者まで、それぞれの年齢や状況に応じた治療が可能です。ただし、年齢によって治療のアプローチや注意点が異なるため、専門医による適切な診断と治療計画が重要です。

「歯並びが気になる」「かみ合わせに違和感がある」といった悩みをお持ちの方は、年齢に関わらず、まずは矯正歯科専門医に相談してみることをおすすめします。当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。美しい歯並びと健康的な口腔環境を手に入れるのに、遅すぎることはありません。

歯列矯正に興味をお持ちの方、ご不明な点がある方は、ぜひ当院にご相談ください。丁寧なカウンセリングを通じて、あなたに最適な矯正治療をご提案いたします。

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